2025年9月18日
【なぜなぜ期】不登校、デキる親ほど原因探し
「お仕事脳」が原因探しに向かわせる
子どもが不登校になると、まずは原因究明をする。これは、当然の流れです。課題解決の基本は原因の深堀りですから・・・。私もそう思っていました。
私は以前勤務していた会社で、人事部からの依頼で課長の皆さんを対象に「課題解決」について研修をした経験があります。研修を任せてもらえる程度には研究・経験を重ねていたということです。
そんなこともあり、理論・実践を組合わせた課題解決のセオリーについては自信を持っていました・・・。こんな自称デキる親、わかってる親だった私は「お仕事脳」を存分に発揮し、「原因探し」の沼にはまりました。
私ほどの恥ずかしい勘違いはしないにしても、冷静に論理的に考えようとすればするほど、「原因探し」をすることになるのではないかと思います。
原因探しに半年・・・
私の場合、学校の先生との面談、娘からの聞き取り、カウンセラーからの指摘、病院での様々な検査、心理学の書籍からの学びなど、原因究明のための一連の行動は半年以上続きました。
かかりつけの小児科の先生から「これはね、病気じゃないよ。ストレスかな。」と腹痛の原因について説明を受けた時、その先生の優しく微笑んだ表情が何というか慈愛に満ちていて・・・その表情でようやく悟りました。「あれ?私、先生からいたわられてる・・・?もしかして痛々しかった?」と。
原因探しの功と罪
原因探しを「沼」だの「ようやく悟った」などとネガティブに表現するのは、デメリットが多かったと思うからです。何よりも、娘を振り回し、娘の気持ちを無視していたことを反省しました。
もちろん、薬で治るような病気がわかれば、治療にかかることができるので、原因探し全てが無駄だとは思いません。病名がつくことで周囲への説明もしやすくなります。これが「功」の部分です。
一方で「罪」の部分。「親のせい?」「先生のせい?」「まさか友達が?」「悪い病気?」どれをとっても原因探しは健康的ではないですよね。こんな不健康なことを悶々と考えていると自分も暗くなるし、子どもにもそれは伝わっていたと思います。
多くの専門家が原因探しに警鐘
実際、多くの専門家が原因探しのやりすぎに警鐘を鳴らしています・・・が、残念ながら、必死に原因を探している時って、こういう言葉が届きにくいものですよね。私もそうでした。
こんな風に原因探しの沼にはまったときは、様々な団体が運営する不登校の子を持つ親が集まる場に参加したり、LINEのオープンチャットをのぞいてみるなど、自分を客観的に見られる機会を持つことをオススメします。原因探しはほどほどに!私の反省が反面教師になれば嬉しいです。
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