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【なぜなぜ期】 不登校「じゃない子」との違いって?~本気の調査”から見えたこと②~ 

2025年9月29日

【なぜなぜ期】 不登校「じゃない子」との違いって?~本気の調査”から見えたこと②~ 

前回のブログ「先生は不登校の原因を知っているの?」では、本人が見ている世界と先生から見えている世界には大きなギャップがあることがデータでも明らかになったということをお伝えしました。
今回はもう1つ興味深いデータの紹介です。

「じゃない子」との比較

この調査※では、「不登校の児童生徒」と「不登校ではない児童生徒」に同じ質問をして比べてみるということも行っています。これもまた気になりますね。

※不登校の要因分析に関する調査研究(令和6年3月発表)

23項目中17項目も違いが・・・

不登校のきっかけになりそうな23項目について「つらい」と感じたかどうかを聞く質問で、「不登校の児童生徒」と「不登校ではない児童生徒」の間には17項目も明らかな違い(難しい言葉で言うと「統計上有意な差」)がありました。

例えばこんな項目

例えば

仲の良い友達がいない(7.4%/19.9%※)
先生と合わない(14.3%/35.9%)
朝起きられない・眠れない(36.4%/70.3%)
・・・まあ、何となくイメージ通りの項目で差がついています。

※( )内数値は(不登校ではない/不登校)の順

私が注目したのはココ

そんな中でも私が注目したのはこの項目です。

「学校の決まりごと(制服・給食・行事等)(13.8%/38.6%)」

制服を着る、給食を食べる、運動会や音楽会などの行事がある・・・まさに学校の日常です。学校に行っている生徒も13.8%はこれらの項目を「つらい」と感じているのですが、不登校の生徒は38.6%がこうした日常を「つらい」と感じているということになります。

この項目を見て、「わかる!」と思われた方と「そんなことで?」と思われた方、分かれるのではないかと想像しています。私は「わかる!」の方です。

生徒によっては日常が「試練」

小食&運動音痴の私にとって、”完食を求められる給食”や”鈍い動きを全校生徒と保護者の前でさらされる運動会”、”永遠に鬼をやらされる休み時間の鬼ごっこ”などなど、多くの生徒にとって楽しいはずの日常が「試練」でした(涙)

私自身は「楽しくないけどまあ、こんなもんだろう」でやり過ごした学校生活でしたが、(そんな時代でもありました。)今、不登校になっている子どもたちは、心が、身体が、何かを感じてしまったのかもしれませんね。彼ら・彼女たちが見ている世界に寄り添える気がした調査結果でした。

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